幼稚園

ティンカーベルの幼稚園は、お預かりしたワンちゃんにできるだけ多くの世界を体験してもらい、その体験を通じて自分で学ぶ力をつけていくお手伝いをするところです。

ワンちゃんの問題行動の多くは、上に書いたように運動不足と社会性の欠如から来るもので、人間社会の多くや他のワンちゃんは見知らぬもので、怖いもの、怪しいものばかりなのです。
これらの刺激に少しずつ慣れさせていき、「なんでもないものなんだよ」とワンちゃんに伝えることが大切なのです。経験不足からくる問題行動をなくすためにも、ワンちゃんの世界を広げ、より豊かなものにするために、他のワンちゃんや、人、環境に慣れる機会を作って、お勉強だけでは学べないような楽しみや、心の交流を体験を通じて学ぶ力をつけていきます。

週に何度か定期的にかようことで学習能力を高めていくとともに、留守番の多いワンちゃんや運動不足のワンちゃんのストレス解消にもなります。

幼稚園の基本料金

	小型犬	中型犬	大型犬
1時間	600円	700円	900円
1日（8時間）	3,000円	3,500円	4,000円
平日用8回コース回数券（有効期限2か月）	15,000円	18,000円	22,000円
上記回数券を土日祝日に使用する場合	400円	500円	600円
早朝・延長保育（要相談）	500〜1,000円	500〜1,000円	500〜1,000円
プール（夏期のみ）	500円	600円	700円

年間パスポート

年間パスポートとは、1年間の有効期間内、お好きな日に何度でも使える60回分の回数券です。
料金は通常の幼稚園よりさらにお得！

小型犬	中型犬	大型犬
90,000円	108,000円	132,000円

ワンちゃんの問題行動の原因

１．運動不足　　

運動不足は、ワンちゃんが問題行動を起こしてしまう大きな原因として挙げられます。皆さんもよく耳にされると思いますが、アメリカやヨーロッパの犬はしつけが良くできていてレストランなどでも大変おとなしい・・・。これは簡単に言うと運動が十分足りているので、動き回りたくないのです。

うちに来るワンちゃんも、ただ、２，３日お泊りしただけで、飼い主さんが驚かれるほどおとなしくなります。トレーニングしたわけでも、特別のことをしたわけでもありません。十分遊んでもらっただけです。

最初は、吠えて吠えてしかたのなかった子、犬舎に入れると大暴れして出して出してといっていた子、自由にすると何でもびりびりに引き裂いていた子、何日かするとうそのように静かになります。まるで「いつでも遊べるから、体力使わないようにしよーっと！」とでも言っているかのようです。

２．社会性の欠如　

社会性は幼いうちの環境で決まります。犬は目が開いて耳が聞こえるようになると、周りの環境を受け入れていきます（生後約3週目～12週が一番大事な時期だといわれています）。鳥のすりこみと同じでこの時期に見たり聞いたりしたものはほとんど受け入れていきます。

たとえば猫がいる家庭で生まれた子（隔離していない状況）は、大人になっても猫を追いかけることは少なく、来客が多い家庭で育った子は玄関のチャイムに吠えることはほとんどありません。

３．犬の特性　

いま、純血種を飼っていらっしゃる方はとても多いですが、ほとんどの方が姿形だけで犬種を選ばれているようです。もちろんそれも犬を選ぶ上で重要なことですが、まず、犬種の特性をよく知った上で、ご家庭の環境にあわせて選ばれることをお勧めします。

たとえば、ビーグルは「ぼくはここだよ、ご主人さま獲物はこっちだよ！」と知らせるために、よく通る声でよく吠えるように創られてきた犬です。それを、「うちのビーグルはよく吠えて、困ります」といわれても、ワンちゃんが悪いわけではありません。

吠えられると困る方、小さいお子さんや、お年寄りがいらっしゃるご家庭、アウトドアを楽しみたい方、それぞれにあったワンちゃんがいます。衝動買いされる前に信頼できる専門家にぜひご相談ください。

パピー保育（6か月未満）